富士おいしい水の月額は本当に安いの?3時間悩んで分かった「持たない」という選択の重み
最近、家の水道水の匂いが妙に気になり始めました。コーヒーを淹れても、どこか雑味が混ざるような感覚。そこで真っ先に頭に浮かんだのがウォーターサーバーですが、正直なところ、あの「3年縛り」や「毎月必ず2箱届くノルマ」が怖くて、ずっと避けてきたんです。
そんな中で見つけたのが「富士おいしい水」でした。最後発メーカーだからこそ、これまでの業界の「当たり前」を壊しにきているという噂。でも、「解約金なし」「ノルマなし」なんて、逆にどこで利益をとっているんだろう?と、ひねくれた視点を持ってしまうのが私の悪い癖です。
結局、仕事の合間に公式サイトと他社の比較サイトを往復すること15回。夜の23時、静まり返ったリビングで、パソコンの明かりだけが浮き上がる中、私は「これ、本当に追加費用かからないの?」と画面を凝視していました。スマホの充電が5%を切ったところで、一度ブラウザを閉じて深呼吸したのを覚えています。
富士おいしい水とは|特徴・料金・メリットをまとめて解説
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイプ | 宅配型(天然水) |
| 月額料金(税込) | 880円(サーバーケア料)+ お水代 |
| 水代 | 1,388円/12Lボトル ※2本単位で注文 |
| 不純物除去数 | 該当なし(フィルターなし) |
| フィルター交換 | 該当なし(不要) |
| 契約期間 | なし(縛りなし) |
特記事項
- 料金体系:サーバーレンタル料は0円ですが、レンタル会員は「サーバーケア料(880円/月)」への加入が必須です。
- 契約期間:契約期間の縛りや解約金は0円ですが、解約時に「サーバー返送料・メンテナンス費用(8,800円)」が発生します。ご自身で返送手配を行う場合はこの費用は無償となります。
- ノルマ:お水の注文ノルマはありません。
富士おいしい水の価格は?いくら払えば水が飲めるのか

一番知りたかったのは、表面上の「水代」ではなく、私の銀行口座から毎月いくら引き落とされるのか、という一点でした。多くのメーカーが「レンタル料無料」と謳いながら、実は水の注文ノルマで帳尻を合わせている中、富士おいしい水の仕組みは少し特殊です。
富士おいしい水を「水代・サーバー代・送料」で比較してみた
このサービスは、例えるなら格安SIM(MVNO)に近いです。基本料金(サーバー代)があり、使った分だけ(水代)を払い、届けてもらうコスト(送料)を負担する。非常に合理的ですが、水をあまり飲まない月でもサーバー代は発生するという点は、見落としてはいけない事実です。
| 比較項目 | 富士おいしい水 | 大手A社 | 浄水型B社 |
|---|---|---|---|
| 水の種類 | 天然水(富士山) | 天然水 | 水道水(浄水) |
| 注文ノルマ | なし | あり(月2本〜) | なし(定額) |
| サーバー代 | あり(月額) | 無料(条件付) | あり(定額に含む) |
| 解約金 | 0円 | 15,000円〜 | 20,000円〜 |
| 配送方式 | ワンウェイ(回収不要) | 会社による | 配送なし |
この表を埋めるために、各社の公式サイトを3つ並べて、送料のページを何度もスクロールしました。正直、自分でもここまで細かく計算する必要があるのかと少し嫌気がさしましたが、後から「こんなはずじゃなかった」と思うのだけは避けたかったんです。
いや、でも、送料を毎回払うのは損なんじゃないか?と一度は思いました。送料込みの他社の方が、一見すると安く、計算も楽で安心な気がしたのです。
結局、私の場合は「今月は旅行で家を空けるから水はいらない」という時に、サーバー代だけで済ませられる柔軟性に軍配が上がりました。
富士おいしい水の申し込み画面の直前で指が止まった理由
スペックや料金に納得したはずなのに、申し込みボタンを前にして、私は一度パソコンを閉じました。理由は、サーバーのメンテナンスについて確信が持てなかったからです。
「富士おいしい水」は、24時間365日マイページで手続きができる利便性がある反面、大手のような「定期的にお兄さんが訪問して掃除してくれる」という過保護なサービスはありません。基本的にはセルフケアです。「全部自分でやる」という自由は、裏を返せば「誰も面倒を見てくれない」ということでもあります。
エアコンの「ブーン」という音が妙に大きく聞こえる深夜、私はキッチンの設置スペースをメジャーで測り直しました。幅20〜30cm程度の隙間。ここに置いた後、もし数ヶ月で飽きたら?返送する時の手間はどうなる?
カーテンの隙間から街灯の光が差し込んで、出しっぱなしのメジャーが銀色に光っていました。
自分の足音がやけに響きます。私は、さっきまで画面で見ていた「月額数百円」という数字と、目の前の生活空間のギャップを埋めようと必死になっていたのですが、やっぱり思い直すのは「やめるときにどうなるのか?」という考えでした。
ここが私の分岐点でした。「解約金がない」ということは、いつでもやめられる権利がある一方で、重いサーバーを返送する梱包作業は自分で行う必要があるということです。そこまで考えて、ようやく「よし、やってみよう」と思えました。
富士おいしい水の契約で迷った末に導き出した「判断基準」

3時間かけて比較表を作り、自分の生活動線をシミュレーションして分かったことがあります。ウォーターサーバー選びで迷った時、スペック以上に大切なのは「自分の性格とどう折り合いをつけるか」でした。あとに残ったのは、以下の3つの基準です。
- 「ノルマ」を督促状のように感じてしまうかどうか「まだ在庫があるのに次の水が届く」ことにストレスを感じる人は、少し割高に見えても送料別・ノルマなしのモデルの方が精神的に健やかでいられます。
- 「出口」のコストを最初に見積もれるか契約時のキャンペーンよりも、やめる時の違約金を「リスク」として許容できるか。私は1円も払いたくない派でした。
- セルフ管理を「楽」と捉えるか「不安」と捉えるか電話をかけずにマイページで完結させたい、営業の電話も受けたくない。その「放置してくれる心地よさ」を重視するなら、最後発メーカーの設計は合っています。
基準に照らして考え直すと、やはり「富士おいしい水」が自分には最適でした。一方で、大家族で水を大量に使う家庭なら、送料が重なり、トータルコストで他社に逆転されるかもしれません。これは優劣ではなく、生活との相性の問題です。
以下に当てはまらないなら、今はまだ決めるべきではないでしょう。
- 月によって水の消費量が激しく変動する
- 「契約期間」という言葉を聞くだけで息苦しくなる
- トラブル時に電話で誰かに頼るより、自分でマイページを操作したい
当てはまるなら、長期的な違約金リスクを負わずに天然水生活を始められる、構造的な優位性があります。
富士おいしい水について、よくある不安への個人的な回答
Q:最後発メーカーって、潰れたりしない?
こればっかりは私にも分かりません。ただ、だからこそ「縛りなし」という戦略をとっているのだと感じます。万が一の時でも、こちらに違約金のダメージがないのは、ある種のリスクヘッジかもしれませんね。
Q:お水の味は2種類あるけど、どっちがいい?
私は硬度の低い方を選ぼうと思っていますが、正直、飲み比べないと分からないというのが本音です。選べる楽しさはありますが、迷いすぎる原因にもなりますね。
Q:設置は簡単なの?
届いてから自分で設置する必要があります。力が弱い人や、腰を痛めている人には、正直に言って少し大変な作業になるはずです。そこは覚悟しておいた方がいいです。
最後に:心地よい生活のために

結局のところ、私は「縛られたくない」というワガママを通すことにしました。
もしあなたが「一度始めたら長く続けなきゃいけない」というプレッシャーで二の足を踏んでいるなら、富士おいしい水の「いつでも逃げられる」という設計は、最高の安心材料になるはずです。
でも、もし「手厚いサポートこそが安心だ」と思うなら、無理にここを選ぶ必要はありません。他にも選択肢はたくさんありますから。
私は明日、もう一度だけキッチンのコンセントの位置を確認して、それから注文を確定させるつもりです。あの、雑味のないコーヒーを淹れる朝を想像しながら。
選ぶときに私が使った考え方
サービスを選ぶとき、どうしても「入れるときのメリット」ばかりに目が行きますが、本当に見るべきは「解約するときの自由度」です。解約という出口が塞がっていないサービスは、ユーザーを縛る必要がないほど中身に自信がある、とも解釈できます。何かを新しく始めるときは、あえて「やめやすさ」を第一条件にしてみると、驚くほど決断が軽くなりますよ。























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